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「インフレ」って何? インフレとデフレを分かりやすく解説!(前編)

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目次

 

こんにちは。

 

さぁ、増税です。

日本は毎年何かしら、税金が新しく増えたり、

税率が上がったりしているのをご存知でしょうか。

というわけで、経済に関するお話を少しします。

ニュースでよく聞く「インフレ」「デフレ」

ご存知でない方も、知ってるよ、という方も、

読んでみてくださいね。

 

 

そもそも「インフレ」って何?

 

私たちはインフレ(インフレーション)の意味を

正しく理解しているでしょうか?

 

インフレとは、モノやサービスの値段が

上がり続ける社会経済状態のことを指します。

 

この5月1日から、飲料大手各社が、

25年ぶりとなる缶コーヒーの値上げに

相次いで踏み切りました。

上げ幅は25円で1缶「140円」と上げ幅が大きく、

驚いた方も多いのではないでしょうか。

 

 

日本の「デフレ」は値上げを許さない風潮が蔓延していた

 

「インフレ」の反対が「デフレ(デフレーション)」です。

まさに、モノやサービスの値段が下がり続ける状況のことです。

 

日本のデフレは、主にバブル崩壊後の1990年代から始まります。

 

最初に、「銀行システムの危機」(1990年代半ば)に

直面しました。

バブル崩壊後、多くの銀行が不良債権を抱え、

金融機関が融資を絞り込むようになり、

経済の資金繰りが悪化したのです。

これが、デフレを引き起こした要因の1つとされています。

 

次に、1995年に発生した「阪神・淡路大震災」と、

1997年に始まった「アジア通貨危機」です。

景気回復が遅れる事態となり、デフレが進みました。

 

加えて、金融政策が限界に達してしまったことです。

日本銀行は、デフレ抑制策として、

政策金利を引き下げるなどの緩和策を講じました。

しかし、効果は限定的に終わってしまったため、

デフレは長期化し、日本経済の成長は常に低空飛行となってしまったわけです。

 

こうして、日本は「慢性デフレ国家」へと姿を変えました。

 

インフレの真犯人は?

物価は動かないもの。

賃金も動かないのが当たり前。

 

国際的に見ると、これは異常な経済・雇用状況です。

数十年にもわたって続いていますが、

異を唱える人がごく少数派だったことも事実です。

 

最近では、インフレの原因は2022年2月に

起こったロシアのウクライナ侵攻が原因だと

思っている人は少なくないはずです。

メディアでも一番の理由として説明されているのをよく見かけます。

 

しかし、アメリカ・イギリス・ヨーロッパなどの

経済学者らは、真の原因は別にあることを

仮説として打ち出してきました。

 

インフレの真犯人は、群集心理が作用して

生成された「情報」と「恐怖」ではないのか?

 

この新しい仮説は、現在、日本や海外のインフレの

本質をとらえていると考えられています。

 

後編では、「情報」と「恐怖」の側面から探っていきます。

 

いかがでしたか。

 

皆様のお役に立てれば、幸いです。