不動産投資を始める時の大事なポイント:区分所有のメリ
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こんにちは。
投資の中でもちょっと変わった性格を持つのが、
不動産投資と言われています。
<不動産投資とは>
不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し、
運用することで利益を得る投資のことをいいます。
例えばマンションを購入して入居者に貸し出すことができれば、
その分の家賃収入を得られます。
入居者が定着してしまえば長期的に安定した収入が見込めます。
この際、購入した際の住宅ローンよりも家賃収入の方が大きければ
利益となります。
つまり、物件選びが大切になってきますが、物件次第では
ほったらかしで運用ができるというのは一つの大きな魅力となっています。
では、不動産投資を始める時、区分所有で持つか、
一棟ものを持つかを検討する人は多いと思います。
今回は、その中でも「区分所有」についてご説明します。
・区分所有
一棟の建物のうちの一室を所有することを
「区分所有」と言います。
例えば一棟で50室あるマンションのうち
3階と7階に1室ずつ所有している場合、
区分マンションを2室所有していることになります。
・一棟所有
文字通り、マンションなどを建物丸ごと一棟を所有することを
「一棟所有」と言います。
一棟の中の部屋数とは関係ありません。
<区分所有のメリット>
1室から所有できる区分所有は、比較的小さい資金で
投資を始めることができます。
また、ローンを組むため、自分の資金ではなく他人のお金を使って
始めることができます。
別々の場所で複数の区分マンションを所有すれば、
立地条件によるリスクの分散が図れます。
また、今では売り物件、買い手の需要とも多いので、
比較的希望するタイミングで売買が可能です。
さらに、複数の物件を購入することで、1件目の収益で
2件目のローン返済ができたり、
1件目も売却益を頭金にしてローンを抑えたりするなど、
購入・売却のタイミングを工夫すれば収益アップも見込めます。
<区分所有のデメリット>
区分所有では、マンションのうちの一部を所有する形態のため、
あくまでもそのマンションの区分所有者の一人ということになります。
すなわち、自分一人の決断でマンションの管理費の使い道を決めたり
修繕する時期を決めたりすることはできません。
積立金の値上げなどにも応じる必要があります。
逆にマンションの外壁が壊れていても修繕できていなければ、
外見のせいで家賃や売却価格を下げざるを得ないのです。
所有する物件数が少ないと、1室でも空室状態が続くと
収入どころか損失になることもあります。
例えば、ローンを組んで1室だけ所有している場合に
その物件が数ヶ月空室状態であれば、その間のローンや
管理費などを全額自腹で返済しなければなりません。
いかがでしょうか。
少しわかりづらい言葉が出てきたり、イメージしにくい
内容があったり、したかもしれません。
言葉については、ネットなどで調べることはもちろん
だんだん慣れてくると思います。
あとは、業者の方やすでに不動産を持たれている方
(オーナー)に話を聴いてみるとイメージが湧くかもしれません。
このコラムが皆様のお役に立てば幸いです。