目次
こんにちは。
さて、以前、不動産投資の特徴について、お話しました。
不動産投資以外にも、資産を運用して利益を生み出す方法は
たくさんあります。
その中で不動産投資のメリットとは、どのようなものでしょうか。
まずは、メリットの代表的なもの３つを挙げたいと思います。
デメリットについては、２つご紹介します。
＜不動産投資のメリット＞
他人のお金で投資ができる
比較的安定した資産運用ができると言われている不動産投資は
まずは、不動産を購入します。
この際、多くの方は住宅ローンを組みます。
不動産の種類や額にもよりますが、数百万円以上を
一度に購入代に充てるわけではなく、銀行などから
融資を頂くわけです。
毎月の返済は、当然発生します。
そして、入居者や利用者がいれば、サービス料（家賃）を
頂くことで利益になることがあります。
つまり、サービス料が住宅ローンよりも大きければ
毎月のキャッシュフローはプラス（黒字）ですが、
マイナス（赤字）になることもあります。
赤字になることが嫌だ、という方は、黒字になるように
不動産会社と相談したり、自分で物件を探したり、
する必要があるでしょう。
ただ、自己資金をほとんど必要とせずに、銀行など他人のお金を
借りて、数千万円の物件を手に入れられる、
家賃収入を得られるというのは、一つの大きな魅力です。
このローンを使えるというのが、サラリーマンや公務員などの
いわゆる銀行などから信用のある職業の強みです。
相続対策ができる
現金を不動産に変えておくことで、
相続対策になるということも不動産投資のメリットとして
挙げられます。
遺産の相続が行われる際、相続税がかかりますが、
現金より不動産のほうが、払う相続税が
安くなる場合があります。
現金の形で資産が残っていれば、税金が課されます。
一方で不動産の価値は、購入した価格ではなく、
相続税評価額に基づいて税金が計算されるため、
節税することができます。
相続税も安く済む上に、そのまま継続して
運用していくことで、大きな収入にもなります。
これは相続を受ける者にとっては、大きなメリットだと
言えるでしょう。
生命保険の代用にできる
住宅ローンを利用して不動産を購入すると、
団体信用生命保険に加入することになります。
これは不動産の所有者が死亡した場合や、
高度障害になってしまったときに下りる保険で、
その後のローン返済が全て免除されるものです。
不動産を相続した家族は、家賃収入を
ローン返済に充てる必要もなくなるため、
賃貸が継続的についていれば安定した収入を
得ることができます。
また、売却すればまとまった現金に
することもできますね。
＜不動産投資のデメリット＞
空室時は収入がなくなる
空室になってしまった場合は、家賃などの収入が
なくなってしまいます。
しかし借入れをしている場合にはそのローン返済があります。
また固定資産税もかかります。
マンションの場合には管理費や修繕のための積立金なども
かかるため、新しい入居者が見つかるまでは
自分で支払う必要があります。
流動性が低い
不動産は株式などに比べて流動性が低いという
デメリットがあります。
例えば、株式は常に取引があるため、売却に困ることは
ほとんどありません。
売却のための手続きも今ではスマホで出来ます。
一方、不動産は株式と違い売却しようとしても
すぐに売れるわけではありません。
物件によっては購入希望者が見つからず、
なかなか売れないということもあります。
いかがでしたでしょうか。
どんなものにも言えますが、メリットとデメリット（リスク）は
あります。
投資や資産運用に限らず、それらを見極める目が必要となってきます。
また、全てに言える大事なマインドもあると思います。
それらについては、また後日。
お役に立てれば、幸いです。
