目次
こんにちは。
<はじめに>
不動産投資、というけれど、
実際に自分が住むためにローンを組んで、
買って、その物件を貸してもイイのでしょうか。
今回は、ローンと一言で言っても
全然異なる、
不動産投資ローン
住宅ローン
の違いについて、お話します。
<不動産投資ローンと住宅ローンの違いについて>
初心者が見ると同じに感じる「不動産投資」と「住宅」。
審査内容も違うので、間違えないようにしましょう。
大きく目的が異なります。
不動産投資ローンはその名のとおり、
「不動産を使った投資という収益目的で
物件を購入するためのローン」です。
一方で、住宅ローンは「ローンを組む人が
入居する物件を、生活目的で購入するためのローン」です。
「住宅ローン」というよりは、「マイホームローン」と
言ってもイイかもしれません。
この2つのローンは、購入目的が違うので、
当然審査内容も異なります。
住宅ローンの場合は、借主の収入が重要になります。
不動産投資ローンでは事業実績が融資のポイントになります。
<ローンによる違いの特徴3つ>
次に、ローンによる違いとして特徴的なものを3つ挙げましょう。
何と言っても気になる、金額・金利、
そして年齢です。
もちろん、時代や法律によって、どんどん変わっていきます。
融資金額の目安
不動産投資ローン:年収の8〜10倍程度
住宅ローン:年収の5〜8倍程度
不動産投資ローンについて言えば
不動産を賃貸に出して、家賃収入が融資の
返済に充てられます。
そこで、借主の年収や会社規模だけでなく、
物件によっても変動します。
住宅ローンの場合は、ローンの支払いは、
基本的に給与が充てられるので、
借主個人の年収を見られます。
融資金利の目安
不動産投資ローン:年1.5〜4.5%程度
住宅ローン:年0.5〜2.0%程度
金利は変わります。
不動産会社によっては、提携している銀行もあるので、
聞いてみてもイイかもしれません。
また、1.5~2%前後の低金利で
融資を受けやすいのは、アパートよりも
マンションだと言われています。
・一般的にマンションのほうが
駅から近いなど立地条件がいい
・賃料が安定していること
・マンションは中古市場でも売買が活発である
など、納得の理由と言えます。
年齢制限
不動産投資ローン:条件次第で70歳以上も借入可能
住宅ローン:65〜70歳未満
不動産投資ローンでは、主な返済のための資金(原資)は
家賃収入となるため、購入する物件や資産状況などに
よっては、70歳を超えていても融資がつくことがあります。
住宅ローンでは、給与収入を主な返済原資としているため、
ほとんどの銀行で定年前までの年齢(65歳~70歳未満)
という借入上限が設けられています。
これも、いずれ定年という制度が変わるにつれて、
変わっていくのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか。
人が生きていく上で、大切な衣食住。
その中でも、日々の生活の中で、
大きなウェイトを占める住むところ。
だからこそ、投資としても魅力的です。
自分が住むところとなると、もっと考えて
物件選びをする必要がありますよね。
本コラムが皆さんのお役に立てたら、
嬉しいです。