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こんにちは。
お元気ですか?
毎日のごはんや日用品の買い物で、
日本では税金がかかっています。
日本人なら全員納めている消費税ですね。
何のために納めていて、
何に使われているかをご存知でしょうか。
今回は消費税とは何か、また使い道について
紹介していきたいと思います。
消費税とは
消費税は、事業として対価を得て行われる資産の
譲渡や役務の提供などをその課税対象としています。
つまり、ほとんどの商品やサービスの消費に対して
課税されます。
事業者が納税をするのではなく、
流通の各段階で税金が課せられて、
最終的には消費者がすべてを
負担することになります。
ただ、実際に税金を納めているのは
生産、流通、小売のそれぞれの事業者です。
ただ課税対象となる商品などがいくつかの
生産・流通・小売段階を通っている場合、
各段階で消費税が課税される仕組みに
なっているため、そのままでは二重に
課税が行われることになってしまいます。
そのため、売上にかかる消費税額から
仕入れで支払った消費税を納付することに
なっています。
今は、消費税率は10%ですが、一部は8%です。
日々の生活の負担を軽くするためで、
消費税は収入が低い人ほど負担が大きいという
性質があるために一部は税金を小さくしています。
この仕組みを軽減税率と言います。
使い道は〇〇保障
消費税についてお話してきましたが、
納めたお金は何に使われているのかも
紹介していきます。
いきなり答えを言うと
消費税は社会保障の費用にすることになっています。
それ以外の用途では使われないんですね。
消費税の使い道は、
国に納める消費税7.8%のうち、
国が社会保障に使っているのが6.3%、
地方交付税が1.5%です。
また、地方消費税の2.2%は
社会保障の財源となっています。
具体的な金額にするとわかりやすいでしょうか。
令和元年度の消費税(消費税+地方消費税)は
42.2兆円です。
国に納める消費税が30.3兆円となり
地方に納める消費税が11.9兆円でした。
その使い道は、
年金12.7兆円、医療が11.9兆円、
介護が3.2兆円、育児支援が2.6兆円でした。
逆に、わかりづらいですかね。
兆という金額がピンとくる人は、少ないでしょうね。
宝くじが1億円くらいですよね。
また、地方消費税の使い道は地方ごとに異なります。
あなたの地方自治体が消費税をどのように
活用しているのかを調べてみると面白いかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。
今後消費税のニュースを聞いたときは、
社会保障に使われることを思い出すと、
より身近に感じられるかと思います。