目次
こんにちは。
皆さんがふだん当たり前にあるものとして
使っているスマホやPCなどなど
その通信の元となるインターネット、
いつ、どのように作られ、使われていったか
ご存知ですか?
情報の戦争がはじまり
インターネットそのものがなかった時代から
歴史をたどっていきましょう。
時は第2次世界大戦にまでさかのぼります。
この大戦は「情報の戦争」ともいわれ、
いかに敵国の動向を正確に手に入れるかが
勝敗に直結していました。
イギリスのアラン・チューリングは、
ドイツ軍が誇る、当時世界最強レベルの
難易度であった「エニグマ」という暗号の解読に成功しました。
この功績がコンピュータの基礎を築きます。
インターネット0からWeb1.0へ
チューリングの理論を引き継いだ
「フォン・ノイマン型コンピュータ」を考案します。
このコンピュータの誕生が
0→1(ゼロイチ)を実現した瞬間なのです。
ただし、当時のコンピュータはとてつもなく
大型だったため、利用していたのは
大学などの研究機関に限られていました。
1969年に、アメリカの4か所の大学や研究所が、
「つながる」ためのネットワークを構築し稼働させます。
これがインターネットの原型となりました。
Web1.0から時代はWeb2.0へ
1990年に発明されたWWW(World Wide Web)は
インターネットを全世界に普及させた立役者です。
情報の発信者と受信者を「つなぐ」意味では、
非常に民主的に急速に拡大していきました。
これがWeb2.0です。
イギリスの計算機科学者の
ティム・バーナーズ=リーは、雑誌『WIRED』の
インタビューで、
「インターネットは万人の者であるべきである」
と語ったことが、時代の節目を象徴しています。
私たちは、自然な流れでインターネットを
生活に浸み込ませていきました。
現在のWeb3で変わる生活
Web2.0時代は、私たちがインターネットを
自由自在に扱い、主導権を握っていたかのようにみえます。
しかし、商業化が進み、FacebookやTwitterのような、
巨大なプラットフォーマーに徐々に主導権を渡してしまった時代でもありました。
そんななか、再びインターネットに
自由と平等をもたらしたのがWeb3なのです。
Web3とは、ブロックチェーンという強力な
暗号技術を土台とした、分散型のインターネットです。
誰もが参加できる民主的な点が特徴で、
代表的なものに「メタバース」や「NFT」などがあります。
今後、Web3が資産の持ち方や働き方を含めた
私たちの日常を次々と変えていくことは間違いありません。
いかがでしたでしょうか。
皆様のお役に立てれば幸いです。